愛媛県の伊予と大洲へ
レポート松井宗豊です。先日、愛媛県の伊予と大洲へ行ってまいりました。
伊予には4年前に伺って以来でしたが、大洲にはプライベートを含め初めて伺わせていただく、という事で空き時間に色々と名所を巡らせていただきました。
中でも重要文化財「臥龍山荘(がりゅうさんそう)」では、細部にまで拘った建築美に心奪われました。
代々、千家の茶道具を作成している「千家十職(せんけじっしょく)」と呼ばれる十軒の職家があり、その内の金物師「中川 浄益(なかがわ じょうえき)」作による蝙蝠(コウモリ)の形をした襖の引手や、縁側の釘も全てが浄益作との事。
また、床框(とこかまち)は塗師「中村 宗哲(なかむら そうてつ)」の塗りとの事で眼福でした。
茶室「不老庵(ふろうあん)」へと続く庭や露地も美しく、また訪れたいと思わせてくれました。
また、大洲城からは観光列車「伊予灘ものがたり」が通過するのを偶然にも見る事が出来、幸せな気分でお稽古に臨む事が出来ました。