霜乃会本公演「奉芸疫禍転福為(ほうげいわざわいてんじてふくとなす)」
レポート令和3年霜乃会本公演「奉芸疫禍転福為(ほうげいわざわいてんじてふくとなす)」も昨日9月30日に無事、千穐楽を迎えられました。大勢のお運び、誠にありがとうございました。
現在、新型コロナウイルスの疫禍の真っ只中で、霜乃会のメンバー、それぞれが属する業界において、多大に影響をうけています。しかし、長い日本の歴史においての大部分は、疫病の歴史と言ってよく、その中で伝統文化や芸能が育くまれてきました。
むしろ、疫禍において疲弊した人々の心のワクチンとして、文化・芸能は生まれたのかもしれません。
「文化芸能は心のワクチン」その思いを軸に令和3年本公演は組み立てられています。
思えば令和元年公演は元号が変わり、新時代を切り拓くぞという勢いがありました。世相を表すのもまた、文化・芸能の役割といえるでしょう。
一日も早く「群衆人人人大酒密賑」を開催できますことを願っております。
また、10月3日(日)に「奉芸疫禍転福為」を札幌で公演させていただくこととなりました。霜乃会の目的の、上方文化・芸能を広く発信する機会をいただき、大変嬉しく思っております。
これを機縁に霜乃会を、是非全国の方にも体験していただきたいです。
もし霜乃会の出張公演をご希望の方は、霜乃会事務局までご相談くださいませ。お待ちしております。