霜乃会同人 講談:旭堂南龍 落語:桂紋四郎 浪曲:京山幸太 文楽:竹本碩太夫・鶴澤燕二郎 茶道:松井宗豊 能楽:林本大・今村哲朗

霜乃会プラス 茶道裏千家業躰・松井宗豊 茶家の年越しレポート

レポート

先日12月14日に、月例の学びをエンターテインメントにする講座「霜乃会プラス」、茶道裏千家業躰・松井宗豊による「茶家の年越し」でした。

ちょうどその前日の13日に始まった「事始め」が、本来は正月の準備を始める日とされていたことを話題の切り口として始まり、年末年始の間、松井が基本的に裏千家に詰めて、どういうことをしているのか、その紹介でした。時折挟まれる、様々な風習の思想的背景を聞く中に、今は世間からほぼ失われつつあるものでも、茶家には残っている部分と、ほかの芸能にも部分的に残っているものと、茶家だからこその思想などが複雑に絡み合いながら存在していることを知り、今回も濃く、日本文化とはいったい何なのか考えさせられる、内容となりました。

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次回は2024年新年最初の霜乃会プラスは、観世流能楽師・今村哲朗による「能楽の新年」の予定です。まだ空きがございますので、ご参加お待ちしております

20231214霜乃会プラス 松井宗豊 茶家の年越し
20241005-06霜乃会本公演 東京公演