大阪城 茶室「豊松庵」でのお稽古
レポート松井宗豊です。
日々、尋常ではない暑さが続いておりますが、そんな中、大阪城西ノ丸庭園内にあります茶室「豊松庵」にて某団体の茶道同好会の稽古をしました。
まるで私、松井宗豊のためにある様な名の茶室ですが、松下幸之助氏の寄進により建てられ、豊臣秀吉の「豊」と松下幸之助の「松」から取られ、また秀吉の雅号が「松」であった事から命名されました。
茶室へは歩いて行くしかなく、40度に迫る気温の中、着物で道具を持ちながらトコトコ歩いて向かいました。
秀吉と利休居士の逸話にちなんで朝顔の花を一輪入れ、秀吉の代わりになる猿の絵の掛軸を掛けました。
稽古中でも生命の危険を感じるほどの暑さにも関わらず、たくさんの方がお越しになられ、女性メンバーの中には着物で来られた方もいらっしゃり、汗を流しながらとても熱心にお稽古に励まれる姿を見て、自分自身としても考えさせられる思いでした。
このような方々がいてくださることに感謝し、これからも茶の湯に興味を持ってくれる人を1人でも多く、増やしていきたいと思いますっ!!