霜乃会同人 講談:旭堂南龍 落語:桂紋四郎 浪曲:京山幸太 文楽:竹本碩太夫・鶴澤燕二郎 茶道:松井宗豊 能楽:林本大・今村哲朗

京山幸太 第77回「文化庁芸術祭」新人賞受賞

お知らせ

霜乃会メンバーの浪曲師、京山幸太がこのたび第77回「文化庁芸術祭」大衆芸能部門・新人賞・関西参加公演の部を受賞しましたので、ご報告させていただきます。

文化庁芸術祭とは

文化庁芸術祭は,広く一般に優れた芸術の鑑賞の機会を提供するとともに,芸術の創造とその発展を図り,もって我が国の芸術文化の振興に資することを目的として昭和21年以来毎年秋に開催される芸術の祭典です。

文化庁芸術祭の形態は,芸術祭の期間中に企画委員会が企画し,芸術団体等に制作を依頼して行う主催公演,芸術祭の期間中に開催される優れた活動実績を持つ芸術家等が行う公演等のうちから,芸術祭にふさわしい内容と認めるものを執行委員会が委嘱する協賛公演,さらに,芸術祭に参加を希望する公演(演劇,音楽,舞踊,大衆芸能の4部門)や作品(テレビ・ドラマ,テレビ・ドキュメンタリー,ラジオ,レコードの4部門)のうちから執行委員会が芸術祭にふさわしいものとして参加を認めた参加公演および参加作品があります。

参加公演・参加作品については,それぞれの部門で公演・作品内容を競い合い,成果に応じて文部科学大臣賞(芸術祭大賞,芸術祭優秀賞,芸術祭放送個人賞,芸術祭新人賞)が贈られます。

文化庁サイト「文化庁芸術祭について」より

受賞理由

受賞対象:「第二回京山幸太独演会」の成果

独演会では町田康の小説「パンク侍、斬られて候」を自身で浪曲化し、前編・後編に分けて口演。独特の世界観を持つこの物語に真っ向から立ち向かった。粗削りなところもあったが、仕草にも工夫を加え、テンポよく、聞きごたえのある熱演で聞くものを魅了した。浪曲への情熱と意欲に満ちた姿は今後のさらなる成長を期待させた。

文化庁サイト「令和4年度(第77回)文化庁芸術祭賞受賞一覧」より

昨年の旭堂南龍に続く、霜乃会メンバーによる文化庁芸術祭新人賞受賞です。着実に歩みを進めていく様子を、近くで感じられることを霜乃会一同、嬉しく感じております。

幸太さん、おめでとうございます! 今後ますますのご活躍を楽しみにしています。

京山幸太独演会楽屋にて
20241005-06霜乃会本公演 東京公演