霜乃会同人 講談:旭堂南龍 落語:桂紋四郎 浪曲:京山幸太 文楽:竹本碩太夫・鶴澤燕二郎 茶道:松井宗豊 能楽:林本大・今村哲朗

霜乃会本公演「婦女模様芸瓦版(おんなもようげいのかわらばん)」終了しました

お知らせ

令和4年霜乃会本公演が、8月5日・6日と2日公演を無事、終えることができました。猛暑の中、ご来場いただきました皆々様に深く御礼申し上げます。

今年は「婦女模様芸瓦版(おんなもようげいのかわらばん)」と名付け、時代や身分の異なる様々な女性たちを、各芸能が描く趣向にいたしました。

能楽は袴能の形で《羽衣》の天女、落語は《宿替え》の庶民の妻/母、講談は《一休禅師地獄問答》の遊女、文楽は素浄瑠璃の形で《妹背山婦女庭訓》より姫戻りの段で、姫や腰元など上流階級の女性。それらの背景に、「江戸満天星(どうだん)」と名付けた華を据え、最後は茶席でまとめる。

それぞれの芸の違いと共通性に思いをはせることで、我々がどのような伝統の上に生きているのか、見直すきっかけになれば幸いです。

2022年霜乃会本公演 演目表

こうして開催してきた霜乃会本公演も今回が4回目。来年はいよいよ5周年となります。本公演の最後の茶席でもお伝えしましたが、来年の本公演は「源平合戦」をテーマに芸を競うような形にしたいと考えております。

また、毎月の霜乃会プラス、また10月23日(日)には東京広尾の瑞泉山祥雲寺でスピンオフ公演も予定しております。

今後とも霜乃会を何卒よろしくお願い申し上げます。

2022霜乃会本公演

202209-11霜乃会プラスチラシ

2022霜乃会本公演