伝統芸能で旅する京都 栖賢寺 無事終了
レポート12月20日に霜乃会初の京都公演「伝統芸能で旅する京都」2日目が無事終了しました。
この公演は、松井宗豊の茶席を中心に据え、それぞれの芸能の、京都にまつわる演目を楽しんでいただくものです。
2日目は京都市左京区上高野の禅寺・栖賢寺を舞台に、本堂で能楽師・林本大と今村哲朗による仕舞と舞囃子の《田村》を、座禅堂で桂紋四郎による落語の《三十石》を、そして茶室では、それぞれの演目にまつわる道具立てで用意した松井宗豊による茶席を味わっていただきました。
新型コロナウイルス感染防止対策として、1組6~8人程度の少人数に分散していただいて、それぞれの芸を堪能していただきました。
基本的に観光客は受け入れておらず、座禅会などを開催されている質実剛健なお寺ですが、それだけに清々しい空気の中で、芸を堪能していただけたのではないかと感じております。
桂紋四郎が当日終演後に撮影した動画もありますので、お寺の雰囲気を味わっていただければと思います。(開演中は撮影する余裕もなく…)