祇園祭と檜扇(ひおうぎ)
お知らせ華道家の一坤です。
祇園囃子の聞こえる頃、京都の花屋の店先はどこも檜扇(ひおうぎ)でいっぱいになります。
葉の並びが、公家の手にした檜の扇に似ていることからこの名がついたそうで、もともと邪気払いのお祭りである祇園祭では、扇であおいで邪気を払うように、この花を町中にいけて祭を迎えます。新町や室町の屏風祭でも、金屏風の前には必ず檜扇。
橙に豹柄の斑が入る花は、ひと花咲けば翌朝には萎む一日花ですが、次から次へと新しい花を咲かせます。
檜扇を五段にていけました。祭の季節の京都の花、写真にてご覧いただければ幸いです。


