ええんちゃう文楽

桂紋四郎です。
先日開催された「ええんちゃう文楽」という素敵なイベントに出演させていただき、文楽の人形遣いである桐竹勘次郎さんとご一緒する機会に恵まれました。

実は、私がさまざまなジャンルの伝統芸能の方とご一緒させていただく際、いつも「霜乃会」のメンバーや活動の話をすると、初対面でもすっと心の距離が縮まるような気がします。今回もその流れで、楽屋での会話がとても和やかに弾み、気づけば時間を忘れて話し込んでしまいました。

勘次郎さんの人形についての解説は、技術的な深さはもちろんのこと、語り口にもユーモアと情熱があって、聞いているだけでどんどん引き込まれていきます。もっともっとお話を伺っていたいと思うほど、魅力的なひとときでした。

このような出会いがあるたびに、伝統芸能の世界の奥深さと広がりを改めて感じます。今回のご縁に心から感謝するとともに、ぜひまたどこかでご一緒させていただけたら嬉しいです。