石川県小松市・茶室「仙叟屋敷ならびに玄庵」
レポート松井宗豊です。
裏千家四代家元・仙叟宗室居士(せんそうそうしつこじ)は加賀前田家に仕官し、北陸における茶の湯文化発展の礎を築きました。
石川県小松市には仙叟宗室居士三百年遠忌の際に十五代家元・鵬雲斎大宗匠(ほううんさいだいそうしょう)より寄贈された茶室「仙叟屋敷ならびに玄庵」があり、此方では毎月八日に「微妙会」という月釜茶会が催されております。
十五年程前に裏千家の仕事で一度伺った事はありましたが、ご縁あって来年の六月に席主を務めさせて頂く事になり先日、現地の下見を兼ねて茶会へ行って参りました。
まだ半年以上先の話ではありますが、北陸の皆さんに楽しんで頂けるような設えを考えるのが今から楽しみです。