端午の節句はもともと6月ごろの雨期に
レポート華道家の一坤です。
端午の節句はもともと旧暦ですので6月ごろの雨期に行われていました。
もともと宮中行事の一つとしてそのころに増えやすい病気や災いを避けるための儀式で、
使用される菖蒲の放つ独特な香りが邪気を払うとされていました。
我が家では5月人形をバックに家族の’モネ’とおもちゃの’ししゃも猫’で厄払いしてます。
その葉が鋭く刀剣のような見た目や菖蒲=尚武と音遊びできる「見立て」から
男の子の行事として移っていったようです。
他の文化等を受容し、親しみやすい形に変容して「庶民ナイズ」という形で普及する日本のこういった文化はいいですね。
低気圧の変化が起こりやすいこの季節ですので皆さんお体にお気をつけてお過ごしください。
