第8回霜乃会本公演 伝統芸能それぞれの愛のカタチ~AIにはないええ愛~
お知らせ霜乃会事務局の朝原です。
今年も、9月23日(水・祝)に国立文楽劇場小ホールにて、霜乃会本公演を開催いたします。
第8回となる今回のテーマは、
「伝統芸能それぞれの愛のカタチ~AIにはないええ愛~」
です。
近年、AIの進歩は目覚ましく、文章や音楽、映像など、さまざまな表現が身近なものとなりました。だからこそ私たちは改めて考えたいのです。人が舞台に立ち、生身で芸を届けることの意味とは何か。演者の汗や息遣い、その場でしか生まれない空気、そして魂の震え。そうした「生の舞台」でしか味わえない感動がある、と信じるのです。
もちろん、この公演はAIを否定するものではありません。むしろ、AIという存在が身近になった今だからこそ、人が命を懸けて磨き上げてきた芸の魅力を、もう一度見つめ直してみたい。その思いを込めて、「AIにはないええ愛」という少し遊び心のあるタイトルを掲げました。
霜乃会は、講談・浪曲・落語・文楽・能楽・茶道・華道という7つの上方伝統文化芸能が集まったユニットです。それぞれ異なる歴史や表現方法を持つ芸能が、一つのテーマのもとに集まり、一つの舞台を創り上げることは、霜乃会ならではの大きな魅力です。
今年のテーマは「愛」。
しかし、伝統芸能が描く愛は、決して甘く美しいものばかりではありません。
恋する心、夫婦の情、親子の絆といった温かな愛だけではなく、執着、嫉妬、義理人情、哀しみ、別れ――人の心の奥深くにある、さまざまな「愛のカタチ」が描かれます。
浪曲では『源氏物語』「葵」を、能では『鉄輪』を上演し、愛が情念へと変貌していく世界を描きます。一方、落語『宇治の柴舟』では、一枚の絵に対する男の幻想的な恋を。文楽の素浄瑠璃『生写朝顔話 大井川の段』では、すれ違いながらも互いを思い続ける切ない愛を。そして講談『明智光秀の婚礼』では歴史の中に息づく夫婦の愛と義理を描きます。
同じ「愛」を題材にしながらも、芸能ごとに描かれる世界も、表現の方法もまったく異なることが、この公演の大きな見どころです。
さらに、上方講談師・旭堂南龍、茶人・松井宗豊、人形浄瑠璃文楽三味線・鶴澤燕二郎、華道家・芦田一坤による「昭和生まれvs平成生まれ『ええ愛』茶会」も開催。世代を超えた軽妙なトークを交えながら、「愛」というテーマをさまざまな角度から掘り下げます。
「伝統芸能は難しそう」「興味はあるけれど、何から観ればいいか分からない」。
そんな方にこそ、この公演をご覧いただきたいと思っています。進行役による案内やトークも交えながら、それぞれの芸能の魅力をご紹介しますので、初めての方でも安心してお楽しみいただけます。まるで上方伝統芸能の「見本市」のように、一日で多彩な芸能に触れられる貴重な機会です。
それぞれの芸能が、それぞれの方法で「愛」を表現する。そして最後には、それらが一つの舞台として響き合う。
ぜひ会場で、「AIにはないええ愛」を体感してください。
第8回霜乃会本公演
伝統芸能それぞれの愛のカタチ~AIにはないええ愛~
【日時】
2026年9月23日(水・祝)13:00開演
【会場】
国立文楽劇場 小ホール(大阪市中央区)
【料金】
全席指定 5,000円(当日5,500円)
【チケット発売】
2026年7月10日(金)午前10時~
【チケット取り扱い】
・霜乃会事務局
・国立文楽劇場チケット売場
・カンフェティ
【主催】
霜乃会・上方文化を応援する会
【協力】
空晴
【お申込み・お問い合わせ】
霜乃会事務局
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